出版日:2022年12月16日
ページ数:102ページ
メジャーリーガーである大谷選手が高校時代に書いた「夢ノート」はとても有名です。
彼が書いたノートは「マンダラチャート」と言われる方法で、81マスの真ん中に自分が叶えたい夢や目標を書きます。
その真ん中のマスを中心に、その夢や目標を叶えるためには何をすればいいのかを具体的に書いていく。
その具体的な方法をどのようにやっていくかをまた書いていく。
という具合に、「マンダラ」のように夢や目標の周りに具体的な方法を書いていくので「マンダラチャート」と呼ばれています。
私も実際にマンダラチャートをやってみたのですが、81マスを埋めなければならないのでなかなか大変でした。81マスがなかなか埋まらない。
この本はマンダラチャートの最初の9マスを使って、マンダラチャートよりも簡単に夢を叶えるノートの作り方を説明しています。
「マンダラチャート、興味あるけど面倒臭そう」という方にぴったりの本です。
夢や目標を叶える方法はいろいろありますが、この9マスノートは簡単でちょっとした時間でもできるので非常に役立ちます。
自分の夢や目標を9マスの真ん中に書き、それを叶えるための方法ややり方などを周りの8マスに書いていく。
細かく書かなくてもOK。思い付きでOK。
後で見直して書き直してもOK。
非常に自由度の高いやり方です。
例えば、「夏までの2キロ痩せる!」という目標を真ん中のマスに書きます。
周りのマスにどうすれば痩せられるか、書いていきます。(例えば、お菓子を止めるとか)。
不思議なもので、8つの空欄のマスを埋めようとダイエット方法を必死で考えて自然と書き込んでいくのです。
人間の脳は空いているマスを埋めようと働くようで、いろいろなアイディアが浮かんできます。
その8マスに書いたダイエット方法のどれから始めても構いません。これがリスト型との違いです。
この本ではMLBの大谷選手の夢ノート(81マスのマンダラチャート)も載っていますし、他の方の事例もたくさん載っています。
他の方がどのように書いているのか、実際のノートを見ることができるので非常に参考になります。
実際に9マスノートを書いてみると、願望を叶えるためにやれることからどんどんやっていくので、夢や目標が叶いやすいんだなーと自分で書いてみて思いました。
この本では青ペンで書くことを勧めていて、青ペンの色は心を落ち着かせる効果があるからだそうです。
私はマインドマップという願望実現法もやったことがあるのですが、これはあまり向いていなくて挫折しました。
9マスノートはマインドマップが合わなかった人にも向いているのではないかと思います。
叶えたい夢や目標がある人にとてもおススメの本です。
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