昨年、インスタを始めました。
が、早くも挫折（笑）。
インスタは「映える」写真を撮ることができる人ならば、そのまま写真を投稿すればよいので非常にやりやすいと思います。
特に説明文もいらないし、あったとしてもほとんど読まれません。
文字派の私はインスタが合わなかったようで、物足りなさを感じました。
（綺麗な風景写真やかわいい動物写真を見るのには最高だと思います。
私も今では動物写真を見るためだけにインスタ使ってます（笑））
今はやっと読書垢インスタとして毎週投稿するようになりましたが、最初の頃はどうやって使ったらいいのか全く分からず、悪戦苦闘。
使い方を知るためにこの本を読んでみました。
この本は個人が趣味でインスタを使うための解説書ではありませんでした。
ビジネスとしてインスタを利用する場合はどうすればいいか、詳しく書かれています。
インスタの使い方はもちろんですが、マーケティングの本として非常に秀逸でした。
インスタはどちらかといえば、アパレル、飲食、美容関係など写真映えする商品を売っているビジネスに向いています。
ただ、この本でも書いてありましたが、「映える写真さえ載せれば人気が出てお客さんがたくさん来る」わけではありません。
むしろ映える写真はそれほど重要ではないそうです。
どのようなターゲット層を狙うのか、その層に響くためにはどうするのかということがこと細かく書かれていました。
インスタも他のSNSと同じで、バズらせるためには綿密な戦略と継続が必要であることがわかりました。
「インスタに映える写真載せればお客さん来るんでしょ」というほど甘くはないことが良く分かる本でした。
写真を乗せるだけでなく、24時間で消えてしまう15秒間のストーリーズ（動画）の効果的な運用法やフォロワーを増やす方法なども紹介されていて、この本の通りにやれば宣伝効果は抜群だなと思いました。
私がインスタに慣れていないということもあるのですが、キャプションとかカルーセル投稿とか、わからない用語も多く（笑）、その点もインスタ利用が難しい一因だなーと思いました。
慣れてしまえば1日5分程度で投稿できるので、ブログよりもはるかに簡単です。
好みや向き不向きもありますが、写真映えするような商品を売っている業種はインスタをうまく利用したほうがいいんだろうなと思いました。
商業用インスタのやり方だけでなく、マーケティングまできっちり学べる本なので、これからインスタを始めようと考えているお店や企業にとってはとても良い本だと思います。
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