発売日:2022年12月22日
ページ数:40ページ
2022年9月にエリザベス女王が死去されてから女王陛下に関する本がたくさん出版されました。
私も何冊か読みました。
その中でも今回の本はダントツに最高でした!
子供向けの絵本ですが、とにかく絵が素敵!
子供っぽい絵ではなくシンプルだけどオシャレな絵柄、色も落ち着いていて大人でも十分に楽しめる内容でした。
絵本という割には文字数も多いので、小さな子供向けというよりは小学校低~高学年向けくらいの本です。
女王様のワードロープ(洋服やジュエリーの数々)を通して、エリザベス女王の生涯が説明されています。
絵本だと思っていたので簡単に読めると思っていたのですが、予想外にボリュームがある読み応えのある本でした。
エリザベス女王が子供の頃からどのような生活を送り、どのような経緯で女王に即位したのかが、分かりやすい文章で書かれています。
私が一番目を引かれたのは「王室のたからもの」というページ。
王室が所有している王冠、王笏、ティアラなどが解説と共に素敵な絵で紹介されていました。
女王が着用なさっていた帽子のコレクションの絵も見ごたえがあります。
女王は様々な国を訪問なさってるのですが、それぞれの国に合わせた装いだったり、とても奇抜なデザインだったり、帽子のコレクションはなかなか面白かったです。
写真で王冠や帽子などを見るのも良いけれど、素敵な絵で紹介されているのもなかなかいいものだなあと思いました。
ワードロープという視点から女王の歴史を知るのにとても素敵な本でした。
(この本、凄く素敵な本なのにほとんど扱いがなく、そろそろ購入不可か絶版になりそうな雰囲気でした。すごく素敵な本なので絶版になったらとても残念。。。)
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