ふるのり

エッセイ

既存の仕事だけが仕事じゃないと教えられた本-「おしごとそうだんセンター」ヨシタケシンスケ

仕事をするということについて深く考えたことはありますか?「お金を稼ぐため」「やりがいを感じるため」「社会や人のため」などそれぞれ理由はあると思いますが、案外深く考える機会を持ったことがある人は少ないかもしれません。著者がヨシタケシンスケさん...
ノンフィクション

日本の領土はどこまでなのか?を考えさせられる本-「誰も国境を知らない 令和版」西牟田靖

日本の国境についてご存じの方がどのくらいいらっしゃるでしょうか?私はこの本を読むまで日本の国境をあまり意識したことがありませんでした。日本には、よく知られている北方領土をはじめ、たくさんの国境の島々があります。それらの島々には日本人が住んで...
How To

小説家になりたい人必読の本-「たった独りのための小説教室」花村萬月

出版日:2023年9月26日ページ数:312ページカルチャースクールの広告等で「小説の書き方教室」というものを良く見かけるようになりました。「小説って、そんなに簡単に書けるものなの?」と常々疑問に思っていました。カルチャースクールの講座説明...
小説

古典文学を読むのが面倒な人におススメの本-セルバンテス「まんがで読破 ドン・キホーテ」

出版日:2009年3月31日ページ数:183ページドン・キホーテ・・・よくタイトルは耳にするけど、どういうストーリーなのか分かりませんでした。小説で読めばいいのでしょうけど、そんなに興味がないのでサクッと内容を知りたい。。。そう思っていたら...
ノンフィクション

ダニエル・ソカッチ「イスラエル 人類史上最もやっかいな問題」

出版日:2023年2月25日ページ数:385ページイスラエル・パレスチナ問題は長年に渡って最も有名で全く解決の糸口が見えない問題のひとつです。人種、宗教、国土の問題が複雑に絡み合った歴史があるため、中東から離れた日本に住んでいる私たちにはな...
エッセイ

森皆ねじ子「人が病気で死ぬワケを考えてみた」

出版日:2023年8月30日ページ数:264ページ人はいつか必ず死ぬのですが、どうして同じ病気でも死ぬ人と死なない人がいるのか、ずっと疑問でした。「寿命だ」と言われてしまえばそれまでだし、医療機関や先生との相性やレベルの問題と言われてしまえ...
小説

杉浦日向子「百日紅(上)(下)」

出版日:1996年12月1日(上下巻)ページ数:358ページ(上巻) 346ページ(下巻)葛飾北斎の絵はとても有名で一度は誰でも見たことがあると思います。しかし、葛飾北斎に娘がいて、その娘お栄も素晴らしい絵師であり、北斎の代筆を行っていたと...
How To

高橋宏和「量子力学的願望実現の教科書」

発行日:2022年1月14日ページ数:224ページ引き寄せの法則は以前から大人気です。今のたくさんの本が出版されているので、読んだことがある人も多いと思います。その中でも量子力学を引き合いに出して説明してる本らしいので、早速読んでみました。...
エッセイ

書店員さんの仕事がよく分かる本-「本屋図鑑」いまがわゆい

本好きな人なら、一度は書店で働くことに憧れを抱いたことがあると思います。 大好きな本に囲まれて、興味のある本の表紙を眺めながら仕事をする。。。 そんな幻想を誰でも持ったことがあるのではないでしょうか? 私もそんなことを考えたひとりです。
小説

障がい者のリアルが書かれた本-「ハンチバック」市川沙央

発売日:2023年6月22日ページ数:96ページタイトルの「ハンチバック」とは、せむし(猫背)や側弯症のことを指します。この小説の主人公は筋疾患ミオパチーの患者で、筋力が弱いことにより背骨が大きく湾曲しています。背骨が大きく曲がっていること...