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結合双生児にとっての幸せとは何か?を考えさせられる本-「私たちの仲間」 アリス・ドムラット・ドレガー

数週間前、ふと「最近、シャム双生児(結合双生児)の話って、めっきり聞かないな」と思いました。 私が子供の頃はベトナム戦争の枯葉剤等の影響で奇形児や結合双生児が多く生まれたという話をよく聞きましたし、日本では「ベトちゃんドクちゃん」と呼ばれていた結合双生児の特集番組やニュースがよく話題になっていました。
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インバウンドとはなんぞや?と思っている人におススメの本-「間違いだらけの日本のインバウンド」 中村正人

かなりの良書でした。 インバウンドという言葉はよく聞くけれど、あんまりよくわかっていませんでした。 数年前まで東京に住んでいましたが、その時住んでいたのは浅草界隈。
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不可能だと思われることを実現してしまった本当に凄い話の本-「ナウシカの飛行具、作ってみた」 八谷和彦 他

「風の谷のナウシカ」は世界的にとっても有名なアニメ映画。 あのアニメに出てくる、ナウシカが自在に操っている飛行具「メーヴェ」。 グライダーのようにも見えるけど、エンジンついてるよね。
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「団地」というフィールドで日本社会の問題を見せつけられる本-「団地と移民」 安田浩一

現在、この本は加筆修正された親書が出版されています。 私が読んだのは2019年3月に出版された単行本のほうになります。 学生の頃、東京都板橋区の高島平団地に住んだことがあります。 高島平に住んでいた親戚のところに間借りしていたのですが、初めて高島平を訪れた時は巨大な団地群に度肝を抜かれました。
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原発事故の実情を詳しく知ることができる本-「死の淵を見た男」 門田隆将

東日本大震災からもうすぐ12年が経とうとしています。 私は福島県で被災したのですが、その当時は断水や停電が3週間近く続き、日々の生活をどうにかこうにかやり過ごすことに必死でした。 東京電力福島第一原発が事故を起こした時も原発から離れたところに住んでいたため、何が起きているのかよくわからずにいました。
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婚活の悩みを解決してくれる本-「夢を見続けておわる人、妥協を余儀なくされる人、「最高の相手」を手に入れる人。」 仲人T

兵庫県高砂市にある結婚相談所、「結婚物語。」さんのブログが面白くて大好きで、ずーっと読んでました。 結婚物語。さんのサイトはこちら 数年前にブログが書籍化されたので読んでみました。 私は結婚していますが、婚活をやったことがありません。
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ゼネコンってなにやってんの?の謎が解ける本-「前田建設ファンタジー営業部」 前田建設工業株式会社

2020年1月下旬に公開された映画を見てから原作を読みました。 映画のDVDはこちら。映画も最高に面白かったです。
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日本の移民政策を考えさせられる本-「アフターヨーロッパ」 イワン・クラステフ

ヨーロッパ(特に東欧)の最近のポピュリズムについて書かれた本です。 薄い本ですが、なかなか充実した内容でした。 ポピュリズムとは一般大衆の利益や権利を守り、大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などに批判的な政治思想を指します。
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日本の少子化対策に参考になる本-「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」 堀内都喜子

フィンランド人の友人はフィンランドのとある官庁の官僚をしています。 彼女は事実婚のパートナーがいて、そのパートナーとの間に2人の娘がいます。 とにかく忙しい人で、重要な仕事もたくさん任されており、頻繁に海外出張にも行っています。
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変わった研究で活躍する日本人がいることを知ることができる本-「バッタを倒しにアフリカへ」 前野ウルド浩太郎

新型コロナ感染拡大の陰に隠れてしまいあまり知られていませんが、アフリカ大陸を中心にバッタの大量発生による農作物被害が拡大しています。 日本ではあまりバッタによる農作物被害は発生しませんし、農薬なども良いものがたくさんあるので被害が拡大しないのです。