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「最後はお母さんに会いたくなるんだな」を実感した本-「もうじきたべられるぼく」はせがわゆうじ

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古典文学を読むのが面倒な人におススメの本-セルバンテス「まんがで読破 ドン・キホーテ」

出版日:2009年3月31日ページ数:183ページドン・キホーテ・・・よくタイトルは耳にするけど、どういうストーリーなのか分かりませんでした。小説で読めばいいのでしょうけど、そんなに興味がないのでサクッと内容を知りたい。。。そう思っていたら...
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杉浦日向子「百日紅(上)(下)」

出版日:1996年12月1日(上下巻)ページ数:358ページ(上巻) 346ページ(下巻)葛飾北斎の絵はとても有名で一度は誰でも見たことがあると思います。しかし、葛飾北斎に娘がいて、その娘お栄も素晴らしい絵師であり、北斎の代筆を行っていたと...
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障がい者のリアルが書かれた本-「ハンチバック」市川沙央

発売日:2023年6月22日ページ数:96ページタイトルの「ハンチバック」とは、せむし(猫背)や側弯症のことを指します。この小説の主人公は筋疾患ミオパチーの患者で、筋力が弱いことにより背骨が大きく湾曲しています。背骨が大きく曲がっていること...
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日本の文豪が訳した情緒ある海外文学-「完全版アリス物語」芥川龍之介・菊池寛

出版日:2023年2月8日ページ数:256ページ「不思議の国のアリス」は多くの人がご存じの物語だと思います。恥ずかしながら私はちゃんと読んだことがありませんでした。たまたま書店で見かけて購入した人生初の「不思議の国のアリス」がこの本になりま...
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摩訶不思議な非日常を味わいたい方におススメの本-「カメリ」北野勇作

なんとも不思議なお話でした。悲劇も感動もなく、淡々と日常生活が続いていく小説です。ひとつだけ違うのは登場人物がすべて架空の動物?生物?だということ。題名からも分かるように、雰囲気はフランス映画「アメリ」、舞台もパリを模倣してるような架空の街...
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震災直後でさえ人間のエゴをまざまざと見せつけられる本-「象の皮膚」佐藤厚志

2023年第168回芥川賞を受賞した佐藤厚志さんが2021年に書かれた小説です。 この小説は第34回三島由紀夫賞候補に選ばれています。 この小説は宮城県仙台市が舞台です。
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児童書だと思っていたけど実際は難解な本-「星の王子さま」 サン・テグジュペリ

2020年からのコロナ感染拡大による外出自粛で自宅にいる時間が長くなりました。 たまたまAmazonを覗いたら「星の王子様」が売り切れでした。 (Amazonからオススメ本としてお知らせがきた。) そういえば、「星の王子様」って、どんな話だっけ?