人形と人間の間には特別な感情が入り込む関係があると気づく本-「人形と人間のあいだ」菊池浩平

私にとってぬいぐるみは家族です。 生まれつき持病がある私は生まれてすぐに大手術を受け、子供の頃は入退院の繰り返しでした。 小さい子供だからということもあったと思いますが、インフォームドコンセントはないし、治療については親と医師が決め、当日に「今日は〇〇やるねー」という具合で知らされました。

インド料理とインドの食習慣がよく分かる本-「知っておきたい!インドごはんの常識」バンカジ・ジャルマ

今はいろいろなインド料理のお店がありますね。 以前はこんなにたくさんのインド料理屋さんがありませんでしたし、インド料理と言えば「カレーとナンとタンドリーチキンとラッシー」くらいだと思ってました(笑)。 私は持病の食事制限があり、カレーもナンもNGなのであまり食べられません。
ノンフィクション

人間も自然の生態系の一部であることを改めて理解できる本-「未知なる人体への旅」ジョナサン・ライスマン

私は生まれつき持病があり、子供の頃は手術と入退院の繰り返しでした。 そのためか、医学書や医療に関する本を読むことが多く、今までたくさんの本を読んできました。 そのほとんどが医師が書いた本なのですが、「医学」という観点から体のことを書いた本が圧倒的に多いです。
How To

誰もが必ず直面する「実家問題」を具体的に解決してくれる本-「実家じまい終わらせました!」松本明子

数年前に実家を処分しました。 両親それぞれが別々の施設に入居したため、実家が空き家になってしまったのです。 2人とも家に帰ってこられる状態ではなかったし、私自身も結婚して他県に住んでいるため、「空き家のままにしておくのは危ない」と判断し、売却するためにすぐに動き出しました。
How To

やる気が出ない人におススメの本-「やる気に頼らず「すぐにやる人」になる37のコツ」大平信孝

「やらなくちゃいけないけど、どうしてもやる気が出ない・・・」 そういう経験は誰にでもありますよね。 私もこのブログで紹介したい本がたくさんあるのに、どうしてもブログを書く気になれない。。。 「ブログ書くには明日でいいか」と先延ばしにしていました。
ノンフィクション

日本は韓国をヘイトしてる場合ではないと危機感を持つ本-「失われた賃金を求めて」

日韓関係で問題が起きると、韓国に対するヘイト感情がネット上で一斉に起きることがあります。 ヘイトの投稿を見てみると韓国が遅れているという内容もちらほら。 この本を読むとその認識は一気に変わります。
言語

マイナー言語の文学を読めるのはこの方たちのおかげ-「『その他の外国文学』の翻訳者」白水社編集部

とても面白い本でした。 私たちが日本語で海外の小説やノンフィクションを読むことができるのは、誰かが日本語に翻訳してくれているおかげです。 英語、フランス語、ドイツ語などのメジャー言語の翻訳者はたくさんいますが、マイナーな言語の文学を翻訳してくださってる方もいらっしゃいます。

「ゲス芸人」クロちゃんのイメージが一変する本-「日本中から嫌われている僕が、絶対に病まない理由」クロちゃん

安田大サーカスのクロちゃんが嫌いでした。 外見がというよりも、すぐに泣いたりグチグチ言ってるイメージが強く、そういうのがなんか嫌だったんですよね。 「水曜日のダウンタウン」というテレビ番組でゲス芸人としての地位を確立してからは、ますます嫌いになりました。
言語

アジアの絶滅寸前言語とフィールド言語学について分かる本-「ムラブリ」伊藤雄馬

まだまだ世の中には知らないことがたくさんあるなあと、つくづく思わされる本でした。 南米のアマゾンに住む少数民族はいろいろなテレビ番組で紹介されていることもあり、知ってる人も多いと思います。 東南アジアの少数民族も、素敵なアクセサリーや色鮮やかなバッグなどを工芸品として売っていたり、素敵なダンスを踊ったりする民族は有名です。
ノンフィクション

謎が多い孤独死の真相が解明された珍しい本-「ある行旅死亡人の物語」武田惇志・伊藤亜衣

本のタイトルになっている「行旅死亡人」とは 病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、 引き取り人不明の死者を表す法律用語 「ある行旅死亡人の物語」より だそうです。私はこの本で初めて知りました。