素朴な味にホッとする飲み物-九重(ここのへ)

読書の飲み物
仙台牛タウン 楽天市場店
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「九重(ここのへ)」をご存知ですか?

ご存じない方が多いと思いますが、東北地方の伝統的な飲み物です。

歴史のある飲み物で、私は子供の頃から頻繁に飲んでいました。

もち米と砂糖で作られた小さなつぶつぶで(お菓子作りの際に使うアラザンに似ています)、これをマグカップや湯呑みにスプーン2杯くらい入れてお湯を注いで飲みます。

もち米で作られているので、つぶつぶ全部が溶けるわけではなく、少しだけ食感が残ります。

柚子味、ぶどう味、抹茶味があります。

優しい甘みでとても美味しいのです。

私は子供の頃から大好きで、今でも時々大人買いして飲んでいます。

パッケージは今もこんなレトロな感じ。

下の写真を見て頂くと分かりますが、カップの前にあるのが九重のつぶつぶです。

一般的にはスプーン2杯で十分なのですが、おいしいのでついついたくさん入れてしまいます。

甘いのですが、ほのかな優しい味なのです。

九重(ここのへ)は明治時代に福島県喜多方市の栗村千代吉(九重本舗奈良屋創業者)が最初に作り、その後宮城県仙台市の玉沢伝蔵が明治天皇に献上したことから、九重(ここのへ)という名前がつきました。

本家本元は福島県会津地方(喜多方市)なのですが、現在はネット通販で販売されているのは主に宮城県仙台市の和菓子店の物が多いです。

福島県会津地方の九重は地元のお土産屋さんで売られていることが多いです。

福島県の観光土産のオンラインショップなどでは取り扱いがあるようです。

読書で疲れた頭に糖分を補給して、ホッとした気分になれるとてもおいしい飲み物です。

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