発売日:2025年1月9日
ページ数:100ページ
子供の頃からぬいぐるみが大好きです。
以前は「ぬいぐるみは子供のもの。大人になったら処分しなければいけない」というような風潮があったのですが、ここ数年はぬいぐるみを買う大人が増え、「ぬい撮り」なども流行るようになりました。
おかげで「ぬいぐるみが好き」と話しても普通に認められるようになりました。
そんな「ぬいぐるみが好きな大人」向けの本です。
海外ではぬいぐるみの写真集などがたくさん出版されていましたが、日本では子供向けのぬいぐるみ本はあっても大人向けの本はあまり見かけませんでした。
この本はたくさんのぬいぐるみの写真と共にぬいぐるみの情報たっぷりでした。

この本ではさまざまなぬいぐるみが紹介されています。
ドイツのシュタイフのような老舗メーカーのぬいぐるみ、クラフトと呼ばれる作家さんによる作品、アメリカを初めとする海外のヴィンテージぬいぐるみ、全国の動物園や水族館で購入できるぬいぐるみ、AIを搭載したハイテクぬいぐるみなどが紹介されています。
特に凄かったのがAIぬいぐるみで、なでたり話しかけたりすることを続けているとそのぬいぐるみがどんどん学習していくという優れもの。
動物が飼えない環境でもAIぬいぐるみなら言葉に反応したり、しっぽを振ったり、鼓動や体温を感じられ人間に癒しをもたらします。
昔ながらのふわふわのぬいぐるみも良いのですが、今はいろいろな種類のぬいぐるみがあるんだなあと目から鱗が落ちるような発見の連続でした。
また、この本ではレアなぬいぐるみが買えるお店やネットショップの情報、ぬいぐるみを作るワークショップやイベントの情報、「ぬいぐるみ病院」に代表されるぬいぐるみのメンテナンスやクリーニングをしてくれる企業の情報までしっかり紹介されていました。
イベントやメンテナンスのことまで教えてくれる、有益な情報盛りだくさんの本でした。
ぬいぐるみが好きな方にはおススメの1冊です。
あらゆるジャンルのぬいぐるみが紹介されているので、写真を眺めているだけでも楽しいですよ。
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