発売日:2024年2月2日
ページ数:208ページ
今の時代、「優しい人」はその人の優しさにつけこまれて利用されたり、損をしてしまうようなイメージがあります。
本来、「人に優しい」というのは良いことであって、優しい人が損をしてしまうのは良くないはずです。
そんなイメージがある中、「優しい人は人生が上手くいく」ということを客観的に説明してあるのがこの本です。
著者の和田医師は精神科医で、以前「明るい人の科学」という本を出しています。
その本も「明るい人は人生が上手くいく」ということを説明している本だったのですが、その本よりもこちらのほうがより客観的な説明がなされていて、説得力がありました。
(「明るい人の科学」は著者の主観がかなり入ってしまい、説得力に欠けている感じがしました)
なかなか面白い切り口で解説していて、興味深く読みました。

優しい人がなぜ人生うまくいくのか。
ずばり、「精神的に余裕があるから」です。
精神的に余裕がない人は他人に意地悪したり、見栄を張ったり、要するにマウントを取ります。
誰だって意地悪されるよりは優しくされるほうが嬉しいし、優しくしてくれた相手には好感を持ちます。
人に優しくしていれば、周りにはその優しさに好感を持ったり、感謝してくれる人が集まり、結果的に助けてもらえたり優しさを返してもらえたりと良いことづくめ。
だから「優しい人は人生が上手くいく」のです。
逆に人に意地悪したりマウント取ったりしてる人は精神的に余裕がなく人を不快にするので、結果的に自分の幸せを放棄しているのです。
当たり前のことが書いてあるようで、実際このことをきちんと認識してる人はあまりいないのではないかと思いました。
だからこそ、この基本中の基本がわかっていて、人に優しくしていればそんなにトラブルなく人生はうまくいく確率が高いのだろうなと思いました。
また、人に優しくするためには自分のコンディションが良くなければならず、体長が悪かったりメンタルが落ち込んでいると人に優しくできないわけです。
良いコンディションでいることは自分を幸せな状態に置くことになるし、その上で人に優しくできて周りに好意的な人が集まってくるのであれば、それはとても幸せなことではないかと思いました。
その積み重ねが、最終的には「優しい人の人生がうまくいく」秘訣なのだろうなと思いました。
様々な角度から優しい人の人生が上手くいく謎を解き明かしていて、この本を参考に生活していれば自分も周りの人も気分よく楽しく暮らしていけそうだなと思いました。
今よりもちょっとだけでも幸せになりたいと思っている人に参考になる本です。
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